卵を多く産ませたい
幼稚園生だった昨年のゴールデンウイークに、父親と北谷町内へ釣りに出掛け、泥の中からザリガニを捕ってきたのが、飼育を始めたきっかけだ。母親の奈津子さんとともに、餌を与えたり、水槽をきれいにしたりしながら日々の変化を観察している。生き物が好きという桜介君は「卵をいっぱい産んでほしい」と期待している。今年7月からは観察絵日記をつけて、成長を見守っている。絵日記には、赤や青の色鉛筆を使ってザリガニの様子を描写。「ざりがにはとてもきれいずきです。あしをたかくのばして、せなかをきれいにします」「きょう、ざりがにのすいそうをあらいました。ぬれました。ざりがにはびっくりしていました」など、感性豊かに文章をつづっている。
北谷町で捕ったザリガニ数匹から100匹くらい孵化したが、友達に分けたりして、現在桜介君が飼っているのは3つの水槽に7匹。「タイガー」「ぴーちゃん」など、ユニークな名前を付け、オスとメスの組み合わせを変えながら一緒の水槽に入れるなど、卵が産まれるのを心待ちにしている。
識者コメント
「快適な環境調べ」ではポンプの有無や餌の違いなどいろいろあると思います。水槽によって、環境を変えて成長の違いなどを観察してみて。ザリガニは、本来沖縄にはいなかった生物ですので、自然に放さないようにしましょう。(瀬名波)
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