沖縄の抗酸化物質を探そう!
ゴーヤーなどの植物から
ビタミンCを見つけ出す
ハマーズ
濱比嘉勇人 宮里中学校3年


野菜の種類を絞って

植物からのビタミンCの抽出を研究している濱比嘉勇人君=浦添市、県環境科学センター

 いつまでも若さを保っていたい、と人は誰でも思うもの。今年、楽しみな研究を行う中学生がいる。宮里中学3年の濱比嘉勇人君は、「沖縄は太陽が近いため、紫外線が多く老化が早い。それを防ぐために抗酸化物質を探して調べてみたい」と研究の目的を話す。
 うがい薬に含まれる、ヨードを用いて、植物の持つビタミンCの酸化還元作用を利用、夏は、抗酸化物質は手に入りにくいので、ナス、ゴーヤー、ヘチマなどを用いている。
 実験では、希釈したヨード液に野菜をすりつぶして作った液体をスポイトで落とし、何滴で透明になるかを調べる。同じ野菜で何度か実験し分布グラフを作成、酸化還元作用の早かったものが効率的にビタミンCが取れると判断する。
 実験を重ねるうちに課題も分かってきた。いろいろな野菜を使うより種類を絞ること、野菜のどの部位にビタミンCが多く含まれているかが分かれば、まだ解明されていないビタミンCの合成場所を解く鍵になるかもしれない。また、ゴーヤーのワタはビタミンCが豊富だといわれるが、どうやって抽出するか。頭を悩ませている。
 非常に専門的だが、濱比嘉君は理科が大好きで、将来は研究の道に進みたいという希望もある。

識者コメント

 ビタミンCは食べ物から取り入れなければならないのでできるだけ多く含んでいる食べ物を摂る必要があります。身近にある薬品を使い、ビタミンCの抽出方法などを工夫した研究が植物の育成方法、調理方法に役立てばよいですね。(與儀)

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