テーマ持って山を探検

何度も山に登り、「ケラマジカ」について調べている慶留間小の3人=慶留間島
ケラマジカは、島民の生活区域にも時々現れることもあるようで、児童らにとってもなじみのある動物。4月から何回か山に登り「ケラマジカ探検」をした。ことしから指導する同小の石井大作先生も一緒に山を探検したが、「シカについて、みんなものすごく詳しい」と驚く。
山を探検し、3人は自分のテーマを見つけた。加奈子さんは「シカの歩き方」、怜君は「シカの身長」、舞さんは「シカの角とぎについて」と、それぞれのテーマで取り組んでいく。4年生の二人は昨年と同じテーマだが、ことしはさらに踏み込んだ研究をと張り切っている。
石井先生も「みんなから教わりながら、シカの“不思議”を一緒に探究していきたい」と楽しみにしている様子だ。
識者コメント
何年も続けて積み重ねてきた研究は島の宝物ですね。それぞれに興味を持ったことを、工夫しながら研究できてとても楽しいことでしょう。子どもと大人、メスとオスの区別もちゃんとできると、さらに面白いと思います。(西平)
Powered by Facebook Comments