小さな生き物どこに

たらいで水辺の砂や泥を洗い、生き物を探す鈴木花さん。なかなか見つからず「水がきれいすぎて住めないのかな」=南城市玉城の垣花ヒージャー
近くには、人気の水辺・垣花ヒージャーがある。網やザルですくってみると、グッピーやサワガニ、タニシ、エビやアメンボなどが見つかった。夜にはウナギがいたこともある。
「エビやウナギは何を食べているのかな」。疑問に思い、今年はザルで泥をすくっては虫めがねで観察。目の細かい洗濯用ネットでエビやウナギより小さな生き物を捕まえようと奮闘しているが、なかなか動くものが見つからない。
「いろいろいると思ったのに」と困り気味の鈴木さん。これからも見つからなければ、海洋博公園の沖縄美ら島財団で顕微鏡を借り、さらに小さな生き物を探してみるつもりだ。
生き物調べをしていて一番楽しいのは「エビを捕まえること」で、大きなものが捕まれば「食べてみたい」とわくわくしている。
識者コメント
水が緑色ににごっているところがあれば動く小さな生き物がいる可能性が高いです。捕まえるには洗濯用ネットよりもっと目の細かいものがいいです。顕微鏡を使うなら、使用法をよく聞いてレンズを汚さないよう注意しましょう。(賀数)
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