マングローブの落ち葉食べるカニの観察
小菅志温(伊原間中3年)


巣に引き込む行動に着目

マングローブ林に生息するカニの生態を調べている小菅志温さん。2種類のカニの食性について研究に打ち込んでいる=石垣市


 マングローブ林に生息するカニの生態をテーマに研究を進める小菅志温さん。現在ミナミアシハラガニとアシハラガニモドキの食性などを調べている。
 研究のきっかけは観察中に落としたお菓子の「かきの種」を巣穴に引き込むカニを見掛けたことだ。「食べ物は落ち葉のはず。どうしてだろう。本当は何でも食べるのかな」と疑問に思い、調査を始めた。
 紙や輪ゴムなども試した結果、食べられないものでも引き込もうとすることが分かった。「カニ同士で食べ物の確保を競っている。そのため回りに落ちているものはひとまず何でも引き込む習性があり、引き込んだ後に落ち葉かどうか判断しているようだ」との推測を導いた。
 「想像して実験し答えを探すのが楽しい」と心を躍らせる。今後は2種類の活動する時間帯や落ち葉を食べる量などを調べる計画だ。

一言アドバイス

 人の気配に隠れてしまうカニの観察に、ビデオカメラは有効です。餌や活動時間・場所をどう違えてすみ分けているのか興味深いです。他のカニも記録したいですね。(安座間)

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