玉城広大(南風原町立北丘小1年)
効果確認に試行錯誤
ミミズの有無で植物の生長が変わるか調べている玉城広大君=2018年8月、南風原町
おじいちゃんからミミズの糞は肥料となるという話を聞いた玉城広大君(6)。本当に肥料になるのか調べることにした。
2月におじいちゃんの畑で10センチほどのミミズを5匹捕まえた。「素早いミミズとのんびりしたミミズがいた」。室内で虫かごに土を入れて育てたが、土が少なかったせいかしばらくすると干からびて死んでしまった。
8月には実際にミミズが植物の生長に良い影響を与えるのかを調べるため、同じ大きさのプランターを2つ準備し、1つは土とミミズ10匹を入れ、もう一つは土のみを入れてオクラの苗を植えた。「ミミズを入れたほうが大きくなるはず」と期待していたが、8月末の段階でミミズ入りが全長19センチ、なしが20センチとミミズがいないほうが大きくなった。「ミミズの効果があるのかないのか、ミミズが生きているのかも分からない」と首をかしげる。今後はプランターの位置を変えたり、ミミズを再度投入するなど工夫して差が出るかを確かめるつもりだ。
〈一言アドバイス〉
おもしろい実験です!ミミズは、土にまざった落ち葉などを食べて糞をだし、これが肥料になります。ミミズは入っていないけれども、ミミズの糞をたくさんふくんでいる土をつくってオクラを育てると、どうなるかな?
(古川)
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