私の家の前を流れている川ってどんな川?~宇治泊川(比屋良川)の水質調査~Part2


宮城未徠(沖縄カトリック小4年)

汚染状況、より詳しく


「今年は台風が多いせいか川の流れが早い」と話す宮城未徠さん=2018年8月、宜野湾市

 昨年から自宅前を流れる宇治泊川を調査する宮城未徠さん(10)。昨年CODパックテストと川に住む生物を使った水質調査し、宇治泊川が「少し汚い川」「汚い川」に当たることを確かめた。今年は上流(森川ゴルフガーデン近く)、中流(自宅近く)、下流(大謝名小近く)での生物調査、CODテストに加えて亜硝酸やリン酸なども調べられるパックテストを実施。より詳細な汚染状況を確認している。
 パックテストの結果から尿に含まれる成分が検出された。「生活排水が流れ込んでいるのかも」と懸念する。川の上・中・下流域で生物や雰囲気が異なることも分かってきた。中流ではカワニナが多かったが下流ではイシマキガイが多かった。「どちらも“少し汚い川”にいる生き物だが、場所によって数に差がある」と指摘する。今後、秋と冬にも調査し、季節ごとに違いがあるか確認する。「可能ならば川の周りの植物を調べ、植生で水質や生物に差が出てくるのかも調べたい」と前を見据えた。
〈一言アドバイス〉
 調査のレベルがどんどん向上していますね。川の汚れについて、季節による変化があるかどうかを調べることは、環境を知るためにとても大事です。動物や植物の観察が加われば、さらに良い研究成果がえられるでしょう。(古川)

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