カバマダラの研究Part4 さなぎの色はコントロールできる?


赤嶺周哉(琉大附属小5年)赤嶺和香(琉大附属小2年)

色の変化に規則性見出す


カバマダラの研究に夢中の赤嶺周哉君(左)と和香さん=2018年8月、浦添市

 赤嶺周哉君(11)は、小学校2年生からカバマダラの研究に取り組んでいる。さなぎになる時間と羽化する時間についてや、幼虫の色でオスとメスの区別が出来るのか―。多方面から調べてきた。
 昨年は、さなぎの色は、周囲の環境で変化するのかを検証。さなぎになる前の終齢幼虫を黄色、青色、ピンク色の画用紙で覆ったケースに入れて観察すると黄色の画用紙では、全てのさなぎが緑色になることを発見。
 今回は、67匹の幼虫を9段階の濃淡で分けた黄色の画用紙で覆った観察ケースに1匹ずつ入れ、番号を付けて管理し、どのような変化があるのか調べた。色の濃さが中程度から薄くなるにつれ白っぽいさなぎが出現した。
 色の濃淡は、数値化して記録。さらに、明るさが影響する可能性を考え、晴れた日と曇りの日に、室内と野外で1時間ごとに観察ケースの中の明るさを記録する。
 昨年から妹の和香さん(8)も共同研究者として周哉君をサポートし観察に励んでいる。

一言アドバイス

 チョウの幼虫がどれくらい色を見分けられるかはよくわかっていませんが、さなぎになる場所の明るさや足場の状態がさなぎの色に影響することが知られています。色の持つ明るさ(黒→灰色→白など)だけに注目して実験してみるのもよいと思います。(佐々木)

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