ガジュマルのひげでブランコができるのはいつ?


親泊奈生(宮古島市南小1年) 親泊昌輝(宮古島市南小3年)

伸びる早さに違い、なぜ?


ガジュマルのヒゲについて調べる親泊昌輝君(左)、奈生さん=2018年7月、恩納村

 ガジュマルのヒゲを結んで作ったブランコで遊んでいるときに「ブランコができるヒゲの長さになるには、どれくらいの時間がかかるのだろう」と疑問に思った親泊奈生さん(6)。お兄ちゃんの昌輝君(8)と共同研究に取り組んでいる。
 平良地域周辺の大野山林やパイナガマビーチなど生育地域の異なる4カ所でガジュマルのヒゲに印をつけて観察。大野山林では、1日で4・2センチも伸びている一方、ビーチではほとんど伸びていないことが判明した。原因は台風なのか、海風の影響か、探っていく。
 ガジュマルのヒゲにも違いがあり、色が黒、茶、白の3種類があって、白色以外のヒゲは、ほとんど伸びておらず、伸びているヒゲを触ると柔らかくて、ジメジメと湿っていることを発見した。雨の日と晴れの日で、ヒゲの伸び方が違うのか観察をしたい。

〈一言アドバイス〉

 同じガジュマルでもばしょによってヒゲのようすがちがい、ヒゲの色のちがいでのびかたがちがうことは、大はっけんですね。同じ太さのいろいろなヒゲにおもりをさげて、どのおもさまでもつかもはかってみましょう。(西平)

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