葉緑体~植物の不思議~


親川文哉、宮里武弥(名護市立名護中2年)

身近な野菜、果物に注目


野菜や果物、身近な植物の葉緑体を調べている親川文哉さんと宮里武弥さん(右から)。細かな作業に頑張っている=名護中学校

 細胞の中で光合成をしてでんぷんを作る葉緑体。名護中科学同好会の先輩の研究を引き継ぎ、さまざまな野菜や果物などの葉緑体を観察している。
 色の違うトウガラシやナス、バナナやオクラといった、スーパーでよく見る野菜や果物の皮を切り取って、顕微鏡などで調べている。バナナは葉緑体が見えづらいなど植物によって違いがあった。一番葉緑体が多かったのは緑色のトウガラシだった。校舎の周りに生えているシダやリュウキュウマツといった植物についても、枯れ葉と元気な葉を調べた。元気で若い葉は葉緑体の色も濃かったが、枯れ葉は葉緑体がほぼなくなっていた。
 細かい作業を伴うため「丁寧にやらないときれいに見られないので細心の注意を払っている」と親川さん。いろんな植物の葉緑体の様子を観察するの楽しいという。「もっと果物について調べたい。リンゴや、ミカン、モモとか」。ミカンは葉緑体が多いと予想する。「育てるときたくさん日光に当てないといけないので、その分多いのではないか」と理由を話していた。

〈一言アドバイス〉

 同じ植物でも日当たりの違う上下の枝の葉で葉緑体数や大きさは違うのか、葉の形や裏・表で葉緑体数や大きさに違いはないのか、葉の野外での生活型や光合成能力などと関連づけた視点での研究も面白そうです。(安座間)

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