慶留間島の自然


副田奈々子(座間味村立慶留間小4年)

シカの痕跡を観察中


慶留間島の森へ入り、国指定天然記念物ケラマジカの痕跡を探している副田奈々子さん=慶留間小中学校

 慶留間小の3、4年生は毎年、島に生息するケラマジカについて調査・研究を続けている。国指定天然記念物のケラマジカは日本で最も南にすむ野生のシカだ。
 昨年、お父さんの転勤で糸満市から島へ引っ越してきた副田さん。沖縄にシカがいることにびっくりし、当時の4年生と一緒に研究に取り組んだ。昨年は「シカのすきな食べ物」をテーマに、生息地にさまざまな食べ物を仕掛け、ケラマジカが食べるかどうかを観察した。
 ことしは4月から総合学習の時間に森へ入り、ケラマジカの痕跡を探している。クロツグの葉っぱの食み跡や足跡、フン、木の幹には角の研ぎ跡も見つかった。観察と並行して、これまでの先輩たちが残した報告書をたどり、ことしの研究テーマを探しているところだ。

〈一言アドバイス〉

 長期の継続調査で新たなテーマをさがすのは大変ですね。研究の進め方として、過去の調査で不十分だったテーマの再調査や、以前との比較をしてみる方法もあります。シカの数の増減を知ることも意議があると思います。
(安座間)

Powered by Facebook Comments