富澤はな(本部町立上本部小1年)
場所で違う石や砂の色
本島各地の海岸を訪れ、石やサンゴを拾い、砂を採取して違いを調べる富澤はなさん=本部町
名護市嘉陽の美ら島自然学校に行ったとき、近くの海岸が、いつも遊びに行く本部町備瀬の浜と違って石がいっぱいあることが不思議に思い、ほかにどんな浜があるのか調べることにした。
沖縄本島を中心に13カ所の浜を訪れ、地形の様子のほか、コドラートという一定の大きさの正方形の枠を地面に置き、その中に石、サンゴ、貝、海藻、ヤドカリがいくつあるか記録した。石や貝殻、サンゴのほか、砂を少しずつ採取した。
拾った石や砂は浜ごとにまとめた。国頭村安田では赤っぽい色の石、辺戸岬では灰色で薄いものが重なってできたような石、名護市幸喜ではほろほろと削れる黒っぽい石-と見た目が違う石が見つかった。砂も粒の大きさや色が違うことに気付いた。周辺の地形も関係しているのではないかと考えている。
〈一言アドバイス〉
ばしょによって、砂はまの石や砂がちがうことに気がついて、そのわけをしらべているのはすばらしいですね。もっとちしつのちがうばしょでもみてみましょう。人工ビーチの砂はよそからはこんだ砂なので、気をつけて。(西平)
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