海岸の化石調べ パート4~サメの歯の密度比較~


岩瀬暖花(那覇市立天久小5年)

自ら釣って標本作り


サメの歯の化石の研究は4年目となる岩瀬暖花さん。ことしはサメ釣りにも挑戦し標本作りにも取り組んだ=那覇市

 昨年はサメが生息する海の深さで歯の化石の密度が違うかどうかを調べたが、「化石になる過程で密度が変化するのではないか」との疑問が生じた。そこでことしは研究材料にするためサメ釣りに挑戦。国場川でオオメジロザメ2匹を釣り上げた。
 1匹はあごの骨格標本を作るため沖縄美ら島財団に持ち込み、肉を取り除いてホルマリンに漬けた。もう1匹は260本の歯を丁寧に取り外し、琉球大学の電子天秤を使って密度を計った。今回は子どものサメだったので、今後は「できれば大人のサメの歯の密度も調べてみたい」と話す。
 ホオジロザメの歯の化石は中がスカスカだが、別のサメの歯の化石はカチカチだ。「密度で同定できるのではないか」と関心を持っている。

〈一言アドバイス〉

 多くの謎を解決する研究を続けて、楽しいことでしょう。それぞれは別々に研究して、後で全体をまとめて考えてみましょう。1匹の歯全体の密度の違いも示せるように、測定結果をまとめると、よい資料になるでしょう。(西平)

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