太陽の光についての研究


幸喜慶悟(那覇市立小禄中1年)結万(那覇市立小禄南小5年)

見え方の変化の謎追う


きょうだいで協力し合い一日の中で太陽の見え方が違うのはなぜか調べている幸喜慶悟さんと妹の結万さん=那覇市

 本島西海岸で夕日が沈むのを見たとき、日中に見る太陽よりも大きく見え、色も、白っぽく見える日中と違い赤く見えた。不思議に思い、時間によってなぜ違って見えるのか調べることにした。
 ヒントになるのではないかと、光の届き方の違いを調べる実験をした。ペットボトルに水を入れて、ライトを当てると白っぽい光が見えた。次は、中に入れる水にワックスをスプーン1杯分混ぜて濁らせ、ライトで照らすと少しオレンジの光が見えた。2杯分のワックスを混ぜたものでは夕日の色に近い、赤い光が見えた。プリズムで日中と夕方の太陽の光を調べると、夕方の光の色の方が、成分が少ないことも分かった。
 日の出から日の入りまで、自宅の屋上から一日の太陽の様子を写真撮影。日食グラスを当てるなど、いくつかの方法で挑戦し、変化がないか調べてみた。また、近所の公園のいろんな場所で一日の気温の変化も測った。さまざまな方法で太陽の光の謎に迫ろうとしている。

〈一言アドバイス〉

 夕日が大きく見えるのにはいろいろな説があります。同じ倍率で撮影した夕日と日中の太陽の大きさを二重盲検法で友達にアンケートして、その結果を解析するのもよいと思います。太陽を観察するときは十分気を付けてください。(與儀)

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