食虫植物の生態3


平良優人、松田龍之介(沖縄市立山内中3年)

引き続き生育環境追究


食虫植物の生態を調べ、その面白さを実感しているという平良優人さん(右)と松田龍之介さん=沖縄市の山内中学校

 食虫植物のネペンテスやコモウセンゴケの研究をことしも引き続き行う。ネペンテスの花を解剖し顕微鏡で観察することや、沖縄に自生するコモウセンゴケの育つ環境についてさらに詳しく調べる。
 ことしは、渡嘉敷島でコモウセンゴケが咲いているのを見に行った。普通は山の斜面でよく見つける植物だが、渡嘉敷では、芝生が生えていて日当たりもいい場所に生えていたのが意外だった。本島で見るのは白い花だが、そこではピンクの花もあった。
 育てているコモウセンゴケが逆に虫の被害に遭い驚いたことも。生態は分からない点が多い。松田さんは「道路を挟んで、生えているところと生えていないところがあったり、ちょっとした環境の違いで変わるのが面白い」という。ネペンテスは3年育てていて、ことしは枝分かれして花が咲き、虫を捕まえる袋が一つできた。ことしは花に焦点を当てて調べる。平良さんは「食虫植物って怖いイメージを持っている人もいるかもしれないが、育ててみると楽しい」と語った。

〈一言アドバイス〉

 コモウセンゴケは“酸性土の赤土”や“明るい環境”を好むらしいことがわかってきたようですね。植物に重要な土壌の水分量はどうでしょうか。また白い花とピンクの花の株の分布状況を調べるのも面白そうですね。(安座間)

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