オキナワキノボリトカゲを調べる


沖縄市立美里小4年 福原愛心 2年 福原愛心里 1年 福原廉山

力を合わせ疑問解明へ


オキナワキノボリトカゲを飼育観察中の(左から)福原廉山君、愛心里さん、末っ子の廉八君、愛心さんきょうだい=沖縄市

 生き物が大好きな4きょうだい。昨年末、家族でキャンプに訪れた国頭村でオキナワキノボリトカゲを2匹捕まえ、飼育観察を続けている。
 長男・廉山君と、「大きくなったら虫博士になる」という4歳の次男・廉八君が「ドラゴン」と「きょうりゅう」と名付けた2匹は順調に脱皮を繰り返し、ずいぶん大きくなった。次女・愛心里さんが「動くものは何でも食べようとするんだよ」、廉山君が「えさを食べると体が緑から茶に変わって、飲み込んだら緑に戻るよ」と教えてくれると、長女・愛心さんは「食べている時は敵に見つからないために木の色になるのかな」と予想する。
 休日はえさとなるバッタ捕りに明け暮れる4人。今後も力を合わせて研究を続け、冬眠はするのかなど、疑問を解明していく予定だ。

〈一言アドバイス〉

 キノボリトカゲは木があれば街中の公園などでも見かける身近な生き物です。しかし、最近はネコやマングースに食べられたりペット用に乱獲されたりして、あまり見られなくなってきました。キノボリトカゲの保護についてもぜひ考えてみてください。(佐々木)

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