沖縄にマングローブはどれだけのこっているか


禰保夢羽(うるま市立宮森小1年)

生え方、流域にも注目


距離測定器を手にする禰保夢羽君=うるま市

 自宅近くの川に生えていたマングローブが護岸工事で伐採されたことにショックを受け、沖縄本島にどれだけマングローブが残っているのか調査する禰保夢羽君。夏休み中に南部・那覇・浦添の川に行き、どこにどのように生えているのかを観察した。護岸工事で川岸に降りられない川が多い中、比謝川は自然のままのマングローブ林が残されていた。「ハゼやカニがいっぱいいた」と笑顔を見せる。
 地図で川を探し、マングローブが生えていれば、河口からの距離を距離測定器で測って写真を撮り、地図に落とし込む。川を上流・中流・下流域に分けて調べているが、下流域にはなく中流域に生えていたのは安謝川のみ。「下流域は護岸工事をしていたからなかったと思う」と話す。「昔はどう生えていたのか考えながら観察している」。
 地図にはない川を見つけたり、用水路にマングローブが生えていたりと新たな発見も多い。今後、中北部の川を巡り、沖縄本島のマングローブの“いま”をまとめる予定だ。
       

〈一言アドバイス〉

 マングローブがどれだけ残っているか結果が楽しみです。これらの植物は実が枝についている状態で根が伸び新芽がついた状態で抜け落ちて海流に乗って分散するので分布状態と川の形との関連を調べるのもよいと思います。(與儀)

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