オオシマゼミとクロイワツクツクを探る


島袋禮(沖縄アミークスインターナショナル4年)

似ている2種の違い探究


オオシマゼミとクロイワツクツクの生息域の確認に意気込む島袋禮君=うるま市

 生き物が大好きな島袋禮君。見た目がとても良く似た2種類のセミ、オオシマゼミとクロイワツクツクの違いや分布について調べている。
 オオシマゼミは中北部の木々が多い場所に生息し、鳴き声は「ケーン、クヮーン」。一方のクロイワツクツクは公園の木や街路樹でも見ることができ、北部に多いが南部にも生息し、「ジーワ、ジーワ」と鳴く。
 オオシマゼミの活動期は8月末から10月までで、生息地は沖縄市が最南端とされる。オオシマゼミの活動の境界線を確認するため、沖縄市を中心に公園や木々が生い茂る場所を回り、鳴き声の録音とマッピングを予定している。クロイワツクツクも同じようにマッピングし、生息範囲を確認する予定だ。
 まだオオシマゼミの活動時期ではないため、一度だけ鳴き声を聞いたものの実物の確認はできていない。「オオシマゼミとクロイワツクツクを捕まえてきちんと見比べたい」。鳴き声から生息域を把握するだけではなく、両者の見分け方も研究するつもりだ。        

〈一言アドバイス〉

 少し前まで、クロイワツクツクは本島南部でもあちこちで鳴いていましたが、最近はほとんど聞けなくなっています。なぜ、セミの数が減ったのかはよく分かっていません。分布調査は、その原因を知るための大切なデータになります。(佐々木)

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