竜巻の基になる発達した積乱雲とその周りの空気の流れについて


玉井大喜(那覇市立曙小3年)

装置使い渦発生を再現


竜巻ができる前の段階で、空気の流れがどうなっているか実験で調べている玉井大喜君=那覇市

 昨年、竜巻を研究するため、竜巻を再現する実験装置を作って調べた玉井大喜君。竜巻はほとんどが反時計回りに渦を巻くというが、実験では反時計回りも時計回りも同じように発生。なぜ反時計回りが多いのか疑問が残った。今年は、竜巻の基になる発達した積乱雲ができるには、周りの空気の流れがどう影響するのかを調べている。反時計回りの竜巻が多い原因究明につなげる考えだ。
 積乱雲ができるためには上昇気流が必要。暖かい空気と冷たい空気がぶつかり、冷たい空気が下に潜り込み暖かい空気が上昇する様子を、ドライアイスを使って再現した。内側を黒く塗った箱の中でドライアイスの煙をため、仕切りを上げて煙が流れ出すようにした。一瞬なのでカメラで撮影して確認すると、あちこちに渦ができた。渦の回転は反時計、時計回り両方あった。上昇気流のできるパターンは地形の関係などほかにもあるので、その再現にも挑戦し、渦のでき方を調べる。「実験はいろんな結果が出るのが楽しい」と話した。
       

〈一言アドバイス〉

 実験装置を作ったり、実験の条件をかえたりするのはたいへんだけれど、いろいろなデータがとれるのは楽しいですね。回転の方向だけでなく、竜巻のできた数や回転している時間をしらべると、あたらしい発見があるかもしれませんね。(古川)

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