屋我地島でのはちみつ作り


上原功大、上地聖愛、桂紅羽、木村柚葉、酒井琉飛、玉城光大郎(名護市立屋我地ひるぎ学園4年)

見て、味わって、学び深める


屋我地島でのはちみつ作りに向け事前学習を重ねる(上段右から)桂紅羽さん、上地聖愛さん、木村柚葉さん、(下段右から)玉城光大郎君、上原功大君、酒井琉飛君=名護市

 総合学習の一環で屋我地島産のはちみつ作りに挑戦している屋我地ひるぎ学園の4年生6人。夏休みまでの授業で実際にミツバチが蜜や花粉を集める姿を観察し、ハチミツの味比べをして花の種類によって味が変わることを学んだ。また、地元の養蜂家からミツバチの巣箱を借りて観察。ハチミツと花粉を別々に保存することや幼虫や女王蜂の様子を確認した。
 「女王蜂はいるのになぜ王蜂はいないのか」「どうやって蜜があるところを知るのか」「蜂は針で刺すと死ぬのか」-。新たな発見と観察から生まれた疑問を大切に学びを深めている。
 2学期には畑を借りて花を植え、ミツバチの巣箱を設置する予定だ。花の種類は黒っぽく少し苦味のあるソバとオレンジ色で甘みの強いヒマワリに決めた。「ミツバチは海を越えては蜜を取りに行かない。屋我地島にある花でできたハチミツを作りたい」と意欲を燃やしている。 

〈一言アドバイス〉

 ミツバチが好む花の色は青と黄色です。特に紫外線領域における吸収の違いを識別することができます。ひまわり畑で紫外線吸収剤(日焼け止め剤)を吹き付けた花にミツバチが訪れる機会を観察すると面白いと思います。(與儀)

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