観察するほど疑問が続出

「絵を描くのが好き」と、楽しそうな絵日記で観察記録を付ける川畑朋慧さん=沖縄市の自宅
冬を越せずみんな死んでしまったが、子どもを生みやすい環境を探ろうと、ことしは水槽に水草を入れ、水を循環させるポンプを入れた水槽と入れない水槽で比較する実験を始めた。しかし両方ともなかなか子どもを生まない上、病気が発生してほとんどが死んでしまった。「環境をよくしない方がよかったのかな」と首をひねる。
小学校入学前に始めたグッピー飼育。「ニンプさん」と呼んでいるお腹の大きなメスがいない水槽に稚魚がいるのを見つけたり、死んだグッピーにタニシが群がっているのを見つけたり。片方の水槽にだけ藻が発生したこともあった。興味を持って毎日見続けることで予想もしない発見や疑問は増える一方だ。
飼育したことのある生き物はヤドカリ、犬、スズムシ、シャクトリムシ…とどんどん続く生き物好き。生き生きした絵が踊る絵日記に日々の発見や疑問を記録し、楽しんでいる。
- 飼育実験用に、野外でグッピーを捕まえる川畑朋慧さん。場所によって「グッピーの体の色や性比が違いそう」と新たな発見も
- 水を循環させるポンプを付けた水槽(左)とポンプなしの水槽。水草の増え方にも違いが出ているという
識者コメント
グッピーに名前をつけて、観察しているのはとても楽しいと思います。死んだりして残念でしたが、実験前に考えたのと違うことが起こると失敗という人もいますが、死んだものがどうなるかなど続けて見るとたくさんの発見があってよかったと思いますヨ。(西平)
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